Q:アフレコを終えての感想を教えてください。
千葉 一伸(龍二役)
「原作を読んで、“いいな”って思っていたので、出演できてすごく嬉しいです。藤沢先生にもお会いできたし、楽しくやってます。今後は、高木さんの鬼塚についていくだけです(笑)。」

Q:原作と比べて見てどうですか?
千葉
「鬼塚の表情がとても生き生きしてますね。出来あがりがとても楽しみです。」

高木 渉(鬼塚役)
「マンガを読んでいるGTOファンの皆さんの期待を裏切らないよう、また、アニメならではの面白さが出せるよう、力を入れて頑張ってます。鬼塚の、すごく自分に正直な、形にとらわれない、男っぽいところを、自分とシンクロさせて台本を読んでいます。」

折笠富美子(冬月役)
「声優の仕事は今回が初めてで、右も左も分からない状態なのですが、(スタジオの)みなさんがとても親切でいい人ばかりなので、和やかな雰囲気の中で、一生懸命やらせていただいてます。冬月先生は、すごく純粋で、かわいらしいなあと思います。」

長島雄一(内山田役)
「勉強不足なものですから、一回一回 台本を見ながらやっていきたいと思ってます。型にはまらないようにしたいです。“ああ、きっとこの人は家族抱えて、 毎日つまらない事の繰り返しでも、どこかその中に生きてることの喜びを見つけて、そこに固執しながら、またプライドを持って生きてるんだなあ“と。こういうのすごくわかるんですよ。きっと自分が教師になっちゃったらこうなるんだろうなあって思います。好きなんです、こういうお父さん。みなさん、ファンレターよろしくおねがいしますよ(笑)。」

藤沢先生(受験生役で特別出演!!)
「緊張しました。画面を見ながら音を入れるってすごく難しいですね。声優さん達が声を入れて、絵が出来てきて…一つの作品って、こういう風にできるんだなあと初めて知りました。すごく感動しております。みなさんもぜひ、アニメ「GTO」見て下さい。」

Q:アニメーションになった感想は?
藤沢
「ドラマでは設定が高校生だったけど、アニメでは原作の通り中学生でやってくれて。“中学生”は、自分でもこだわりのある年齢だったので、すごくうれしいです。」

Q:どうして中学生にこだわりがあるのですか?
藤沢
「高校生になると、もう気持ち的に自由になっちゃってて、例えば彼女ができて、人からからかわれた時なんかに、“別にいいじゃん”って言ってられるけれど、中学生の時はまだ照れがあるっていうか、彼女を作るにしても、“なんだよー”って隠しちゃったりして。まだ大人ではない、でも子供でもない、中間のところにいる。そこの所をうまーくうまーく描きたいな、と。それは、原作を描く上でも、非常に大きなテーマとなってます。」

Q:アニメ化に期待することは?
藤沢
「面白くなってくれれば…もともとアニメ化が希望だったので、この(アニメ化の)話が来たときはすごく嬉しかったです。それもこんないい時間帯で。もっと夜中に回されるかと思ってました(笑)。」

Q:声優さん達の演技を見た感想は?
藤沢
「想像力がすごいですね。高木さんの声が、聞いてるとだんだん英吉の声に聞こえてきますし。オーディションのテープを聞いたんですが、声に落差があって、かっこいいところとふざけたところの差の激しい鬼塚にいいなって思ったんです。実際、高木さんもどこか英吉くさいですし(笑)。 冬月先生の声に、とても透明感があるので、イメージが沸きました。アニメからマンガにフィードバックされるところって、結構あるんじゃないかな、と思います。」

Q:鬼塚を演じた感想は?
高木
「表情の変化がはげしいので大変ですが、今まで演じてきたコミカルな役や、まじめな役を、僕なりにいろいろ織り交ぜながらやっていきたいと思います。」

Q:冬月先生をどう思いますか?
高木
「天然な所があって、純粋で、清楚で、可憐で、女の子で、マドンナ的存在の、フレッシュでプリティーな、それでいて一本芯が通っていて…。すいません、気の利いたこと言えなくて。」

Q:鬼塚先生をどう思いますか?
折笠
「私個人としては、かっこいいと思います。筋が通ってるっていうか…。高速をトラックで爆走したり、バイクで飛んじゃったりっていうのは、マンガの世界ならではですけど。“カッコいいなあ”って思いながら読んでました。…ごめんなさい、気の利いたこと言えなくて(笑)。」

…ありがとうございました。

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(c)藤沢とおる/講談社・フジテレビ・SPEビジュアルワークス・スタジオぴえろ