| | ジョエル・ゴルトシュミット、ボルドーに「動物園」を設立 |
1833 | | 動物園に、未知の生物のミイラ「SAYA」が運び込まれる(※1) |
| | ミイラ内部にあった繭より、小夜とディーヴァが誕生 |
1859 | |
ダーウィン「種の起源」発表 |
1863 | | 小夜たちが年を取らないこと、特殊な血液をもつことが明らかになる |
| | 同じ頃、小夜、塔に幽閉されたディーヴァの存在を知る |
1870 年代 | | 小夜たちの生殖能力に関する研究のため、12歳のハジが迎え入れられる(※2) |
1883 | |
小夜、ディーヴァを塔から放つ。ハジをシュヴァリエにする(※3) |
| | ディーヴァがジョエルを殺害し出奔。アンシェルをシュヴァリエにする |
| | 死体が蘇って人間を襲う事例が多発。以後これらを「翼手」と呼ぶ |
| | ジョエルの孫らによって「赤い盾」が設立、ディーヴァの追跡を開始 |
19C末 | | 小夜が突然の昏睡状態に陥り、約30年の休眠期に入る(※4) |
20C頭 | | 小夜、覚醒。ディーヴァと翼手を狩るためロシアへ移動 |
1914 | | 第一次世界大戦開始 |
1917 | | ロシア革命勃発 |
| | この前後、医師だったソロモン、アンシェルの城の地下でディーヴァに引き合わされシュヴァリエに |
| | カール、ディーヴァのシュヴァリエに |
1918 | | 小夜、ディーヴァのシュヴァリエの一人・グレゴリーを倒す(※5) |
| | その後2度めの休眠期に入る |
| | 第一次世界大戦終結 |
1939 | | 第二次世界大戦開始 |
1945 | | このころ、ジェイムズがベルリンでシュヴァリエに列せられる |
| | ディーヴァのシュヴァリエの1人、マルティン・ボルマンがソロモンに殺される(※6) |
1965 | | ベトナム戦争開始 |
1972 | | ベトナムにて翼手の存在が確認される |
| | クリスマス北爆 |
| | 赤い盾が休眠中の小夜にハジの血を注入、強引に覚醒を促す |
| | 暴走した小夜によって翼手だけでなく軍人や一般人も襲われる(※7) |
| | カールとハジ、小夜に右腕を切り落とされる |
| | 先代デヴィッド、宮城ジョージに小夜を託す(※8) |
| | ハジ、消息不明に。香港で目撃されるが、赤い盾はその後の足取りを掴めず |
1975 | | ベトナム戦争終結 |
2002 | | 現ジョエルが赤い盾の長官に就任 |
2004 | | 小夜、沖縄にて覚醒。記憶が戻らぬまま、宮城家にて生活 |
2005 | | 小夜とハジ、再会。翼手との戦いに巻き込まれる(※9) |
(※1) のちにディーヴァのシュヴァリエとなるアンシェルは、初代ジョエルの助手を勤めていた。塔に隔離されたディーヴァの世話と観察を彼が担当し、魅せられていったようだ
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(※2) ジョエルは小夜に愛情を注ぎ、何不自由なく育てた。だがディーヴァに与えたのは生きるのに必要最低限のものだけ。生育環境による2人の成長差を観察するためだった
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(※3) ジョエル72歳の誕生日、小夜がディーヴァを解き放った。ディーヴァはアンシェルを除き城にいたすべての人間を殺害。のちに「ボルドーの日曜日」と記される惨劇である
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(※4) 休眠行動は、動物園にいたころは起こらなかった事例。眠りにつく前、小夜はある約束をハジと交わした。すべてが終わった後に果たされるべきその約束とは……
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(※5) この時代のディーヴァはロシア第4皇女アナスタシアに擬態していた。小夜は休眠直前でディーヴァに肉薄するものの、グレゴリーの妨害に遭い取り逃してしまった
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(※6) ヒトラーの側近として暗躍するが、アンシェルの反発を買い、“シュヴァリエ殺し“の任命を受けたソロモンによって殺された
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(※7) 従者でありながら暴走する小夜に恐怖したハジ。小夜に切り落とされた右腕は、この後ずっと翼手化したままに
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(※8) 暴走がおさまった小夜は、再び休眠期に。その小夜を宮城ジョージに託したのが、今のデヴィッドの実父である。ジョージは小夜を沖縄に運び、目覚めを待つこととなる
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(※9) 過去の記憶が戻らない小夜の前に現われ、目覚めの血を飲ませたハジ。口移しなのは翼手に襲われて緊急事態だったからか、それともやはり特別な感情も混じっていた?
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