このシーンに関する江面氏のコメント: んっとね、一番わかりやすいのは、コレだな。 この保険医の横顔の歩いてるやつとかはそうなんですけど。ココの光ありますよね、ココの光をこうやって、タタタタタタって保健医が歩いてくるんですよ、その下を。その時に、直接的な向こうの光と、保健医の手前から来るであろう光っていうのを考えて、画面にどのような明暗の変化と色の変化があるのかっていうのを、作るんですよ。 タッタッタッタッタッタと歩いて来て、ワっと光が放って、そのあと、保健医は影の中に入るけど、ちょっとオフセット下げたところで、まだ光は残ってて、保健医は光から外れて暗くなるけど、画面全体は、バァと光るようになり、ガッと影の中に入るとか。こういう見せ方のひとつひとつなんですよ。 このシーンの、このカットの中だけでいっても、どういうタイミングで歩いて来るのか。まず暗いですよね。暗い、暗い、明るい、フワッとフレアが入ってきて、暗く。で、ヒューってまた暗くなっていくっていう。カットの中での時間軸も考えますし、あとこのカットの前にどのようなカットがあって、どういうインパクトで来るのかっていうのも考えます。 |