西岡和哉さんコメント

楽曲の聴きどころ

◆「祈りノ華」(いろは)

寺島君は器用だし、楽曲がアップでもスローでも、クールだったり可愛かったりと広くイメージが作れるので、作曲からキャラにこだわれたのと、生バンドのサウンドで収録をした事で音の太い「和ロック」が作れた一曲かと思います。
でこれは、メタル界のとある凄腕ドラマーに叩いてもらってるんですが、「ビックリするぐらい若く演奏して下さい!」と伝えて演奏してもらってます(笑)
大人の突発的フレーズがカッコいいので聴いてみて下さいね!

◆「慟哭の調べ」(蛟)

福山君の歌は今まで何曲も録ってきたけど、自分の作った中で今回一番良い歌が作れたんじゃないかな。。
演奏の聴き所は。。最後のストリングス、ですね!
とっても和なんだけど理論に乗っかりながらも、ちょっとROCKでアバンギャルドな事やってます。
和ストリングス、聴いてみて下さい!

◆「虚空に咲いた花」(姫空木)

立花君の綺麗な声に、美しく破滅してくような曲をと考えた時、僕はまずジムモリソンが頭に浮かぶんですよね。60年代風のオルガンやコード進行が、琴やシンセで作った日本人声のコーラスパッドに合わさって、華アワセらしい「和のサイケデリックサウンド」になったかと思います。

◆「孤独と情熱の先で...」(唐紅)

日野君は歌声もそうだけど、話し声から既にカッコいいんで、若干のセリフ的な?
メロの持って行き方がお気に入りです。これは聴いてもらってのお楽しみかも。
キャラ的にもオラオラ系?(と言うのかな?笑)音での挑戦をしてみてるんですが、メーカープロデューサー、ディレクターとの打ち合わせの中で「そうか、そういう切り口があったか!」と僕自身も勉強になった一曲です。
大勢のプロのアイディアがこの1曲に詰まっているんですよ~!

ファンの皆さんへのメッセージ

「華アワセ」という力強い作品に、僕も皆さんと同じ一ファンとして、精一杯良い音で作らさせて頂きました!
本当に細かい部分までこだわって作ってますので、このCDを何度も何度も楽しんで頂ければと思います。もちろんゲームも!!
スタッフやファンの皆様、全てに感謝です!