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この人に直撃!>>>担当プロデューサー:勝股英夫 |
![]() 何をアニメ化したらおもしろいだろうかとあれこれ考えるところからはじめる仕事です。キョロちゃんアニメ化の馴れ初めはこうです。以前うちで担当していた「はれときどきぶた」という番組のスポンサーのお願いをしに森永製菓様を訪れました。浮気心だったのでしょうか?いや、たまたま壁に貼ってあったポスターのキョロちゃんとバチバチと目があってしまい一瞬の内に心を奪われました。それからというものチョコボールのキャラクターとして32年間キョロちゃんを育てられてきた産みの親森永さんのところへ担当プロデューサーの鎌形氏と何度も足を運んでプロポーズを続けたわけです。産みの親の承諾を得ながらアニメの育ての親を探すのも企画の仕事です。監督を誰にしたらキョロちゃんが幸せになるだろうか?構成・脚本は誰が担当すればキョロちゃんのおはなしがおもしろくなるだろうか?などなど考えて決めなくてはなりません。晴れて大安の放映枠が決まると婚約成立です。いざ番組がはじまると親が子供の養育費や成績の心配をする様にいつもお金とか視聴率の心配をしているのも仕事ですかね。親バカ過ぎてもいけないし放ったらかしすぎてもいけなかったりするのです。 ◇キョロちゃんのイメージ 誰がいつどこで出会ってもキョロちゃんってリセットされてゼロベースになってしまっている感じの生まれたてキャラクターだと思います。予習復習の様な学習効果はないけど結果オーライってところが無条件の魅力ですね。あときょろちゃんを見ているとつい絵を落書きしたくなります。1月からの新しいエンディングでは絵描き歌をやりますがみなさんも是非描いて見てください。ぼくも時々描きますがキョロちゃんって簡単な様で結構描くの難しいです。 ◇視聴者へひとこと 2000年からキョロちゃんがますます目が離せない番組になります。みなさんも番組内のキョロちゃんと目があったらウインクしてあげてください。テレビを通してきっと何かこたえてくれるはずです。 |
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