となりの怪物くん

STORY

ストーリー

1

第1話

となりの吉田くん

となりの席の問題児、吉田春にプリントを届けたことがきっかけで、友達認定をされ懐かれてしまった水谷雫。目標のため、他人に構わず勉強一筋で過ごしてきた雫は、春のペースに巻き込まれたじたじ…。そんな2人の前にヤマケン達が現れる。春のことを友達だと言う彼らの行動に対して、正直に思ったことを口に出した雫だったが、その言葉に春は怒ってしまって……!?

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    鏑木ひろ
  • 演出
    鏑木ひろ
  • 作画監督
    岸友洋

第2話

ニワトリを拾ってきたり、急に逃げ出したりする春の奇行には慣れてきたものの、露骨なアプローチにどう対応していいか困り果てる雫。しかし、一緒に過ごす中で確実に春を意識していると気付き始めていた。そんなある日、下校途中に同じクラスのあさ子から勉強を教えてほしいと頼まれる。事情を知った春は、あさ子に勉強を教えることになったが、勉強会での2人の様子を見て、雫は思うところがあるようで……。

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    長沼範裕
  • 演出
    長沼範裕
  • 作画監督
    近藤奈都子

第3話

やっかい

正直に自分の気持ちを伝えたのに、春からの思いもよらない返事に戸惑う雫。そんな雫をよそに、春が拾ったニワトリ「名古屋」を学校で飼うことが決まり、あさ子、ササヤンと共に鶏小屋を作ることになった。休日に集まった4人はホームセンターへ向かうが、そこでヤマケン達と再び遭遇。予期せぬ再会に逃げ出す雫だったが、ひょんなことから一緒に鶏小屋を作ることになり……。

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    矢萩利幸
  • 演出
    青井小夜
  • 作画監督
    青野厚司

第4話

夏ブレイク

相変わらずクラスメイトから怯えられている春。しかし、雫からのアドバイスを実行したことにより、女子達の間でまさかの人気急上昇!!そんな状況下でむかえた球技大会当日、春は女生徒が上級生に詰め寄られている現場に遭遇する。割って入ったことにより絡まれてしまい、キレた春は相手に殴りかかるが、気が付くと周囲は距離を置くように春を見ていて……。

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    梅本唯
  • 演出
    梅本唯
  • 作画監督
    吉田正幸

第5話

吉田くんちの事情

春の中学時代や、実の兄・優山の話を聞いた雫は、その話題になると“詮索するな”と言う春に、どこまで踏み込んでいいのか思いあぐねていた。そんな時、ふたりの前に突如現れた優山は、雫に用事があると言い彼女を連れ出す。一方、一瞬にしてその場から逃げ隠れた春は、偶然居合わせた球技大会の一件で見知った同級生・大島に優山の様子を探らせるが……。

スタッフ

  • 脚本
    赤尾でこ
  • 絵コンテ
    小島正幸
  • 演出
    中山敦史
  • 作画監督
    鈴木美音織

第6話

彼女達の憂鬱な日々

優山との話し合い以降、春を失いたくないと自覚した雫。しかし、思わしくない模試の結果や、急浮上した大島の存在に動揺を隠せない。ある時、大島を巻き込んだある作戦会議の場で口ゲンカしてしまう雫と春。それをきっかけにして話し合いを始めたふたりだが、どうにも会話がかみ合わない…。間で聞いていた大島は、その状況にやきもきして、ついにはあらぬ事を咆哮してしまう。

スタッフ

  • 脚本
    平林佐和子
  • 絵コンテ
    田頭しのぶ
  • 演出
    イシグロキョウヘイ
  • 作画監督
    青野厚司

第7話

2人の距離

自分の気持ちの整理をつけた雫と、雫への想いを自覚した春。すれ違ってしまった気持ちにへこんでいた春だが、大島との会話やあさ子の喝により、昔ある人に言われた言葉を思い出し、改めて雫に告白する。雫の答えは決まったものでも、気持ちが溢れてしまった春は、いつも以上に雫に付きまとうように…。そんな中、松楊高校では文化祭の準備が着々と進んでいた。

スタッフ

  • 脚本
    平林佐和子、高木登
  • 絵コンテ
    出合小郁美
  • 演出
    出合小郁美
  • 作画監督
    近藤奈津子

第8話

おいでませ!松楊祭

雫は文化祭に遊びに来て迷子になっているヤマケンと出会う。彼を案内しようと連れ出すがふたりが一緒にいたことを知った春は不満を隠せない。そのころ、春の知らぬところでは文化祭を満喫している優山と、それに付き合わされている満善の姿があった。

スタッフ

  • 脚本
    赤尾でこ
  • 絵コンテ
    イシグロキョウヘイ
  • 演出
    鈴木孝聡
  • 作画監督
    齋藤美香、徳田夢之介

第9話

0と1

朝、雫が目覚めるとなぜか自分の部屋に春の姿が…。話しをするうちに、父・隆司の店がまた潰れたと知った雫は、最初こそ驚いていたものの冷静に店の整理をし始める。追い出された春は勉強会に合流。あさ子に聞かれ、雫との現状の関係を報告していた。

スタッフ

  • 脚本
    平林佐和子
  • 絵コンテ
    梅本唯、田頭しのぶ
  • 演出
    梅本唯
  • 作画監督
    吉田正幸

第10話

クリスマス

あさ子企画によるクリスマス会が開催されることになった。買い出しに付き合う雫は、最近、いつも以上に自分の傍で怯えるように周囲を警戒する春に、伝えたいことを言えずにいた。そして、店でヤマケン達とばったり再会する春、雫、あさ子。警戒心むき出しの春はヤマケンにパーティー参加拒否を付きつける。その理由が雫に惚れているからということをみんなの前で言い放ってしまい…!?

スタッフ

  • 脚本
    赤尾でこ
  • 絵コンテ
    矢野雄一郎
  • 演出
    中智仁
  • 作画監督
    服部憲知

第11話

山口さんちの賢二くん

ヤマケンこと山口賢二は、自らをエリートと言い切る自信家。予備校の冬期講習に雫と一緒に通うことになり、さりげなくアピールしようとするも、プライドが邪魔して素直に自分の気持ちを表せないでいた。一方、雫はヤマケンからのアドバイスで春に向き合う決心をしたのもつかの間、春はヤマケンの存在を意識しすぎて……。

スタッフ

  • 脚本
    平林佐和子
  • 絵コンテ
    長沼範裕
  • 演出
    長沼範裕
  • 作画監督
    飯山奈保子、鈴木美音織

第12話

年は暮れゆく

みっちゃんへの想いを自覚し始めたあさ子は、本人とうまく話せないことをササヤンにこぼすと、“好きだからでしょ”と一刀両断。否定をしつつも、恋心は大きくなるばかり…。冬休みに入り、いつもの様に雫たちに会えない日々が続いていたが、ある電話で寂しさが爆発したあさ子は水谷家にお邪魔することになり!?

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    出合小都美
  • 演出
    出合小都美
  • 作画監督
    近藤奈都子、ふくだのりゆき

第13話

春遠からじ

みんなで迎えた騒がしい年明けも終わり、平穏な日々が戻ってきた。雫は元旦以来会っていない春を気にかけていると、突如部屋の窓から春が現れた!異様な格好をしている春は、何か“さがしもの”をしているらしいが……。

スタッフ

  • 脚本
    高木登
  • 絵コンテ
    鏑木ひろ、小島正幸
  • 演出
    鏑木ひろ
  • 作画監督
    岸 友洋、田中織枝