黒執事 -寄宿学校編-

STORY

ストーリー

1

01

その執事、登校

英国屈指の名門寄宿学校・ウェストン校に新入生として通うことになったシエル。
4つの寮の監督生(ルビ:プリーフェクト)・P4が統治する学園は、伝統を重んじ厳しい規律に縛られた閉鎖空間だった。慣れない学園生活に翻弄されるシエルの前に、寮監に扮した執事・セバスチャンが現れる。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    岡田堅二朗
  • 演出
    岡田堅二朗
  • 総作画監督
    清水裕輔、清水祐実

02

その執事、偽装

ウェストン校に通う複数人の生徒が音信不通になっている。その実態を調査せよ――。
女王の命で学園に潜入したセバスチャンとシエル。
学園を統治するP4に近付くため、シエルは学内の評価を上げ、P4とその寮弟だけの会合に参加する機会を得る。だがセバスチャン特製の茶菓子を手に会合の場を訪れたシエルを、予期せぬ事態が待ち受けていた。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    大嶋博之
  • 演出
    小野勝吾
  • 総作画監督
    清水裕輔、清水祐実

03

その執事、策謀

自身を陥れたモーリス・コールへの借りを返すため動き出したシエルは、他寮の所属であるモーリスを監視させるため、ソーマを特例で入学させる。
そこで明らかとなったのは、学園一の美少年・モーリスの裏の顔だった。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    今井友紀子
  • 演出
    今井友紀子
  • 総作画監督
    髙田晃、清水祐実

04

その執事、談合

モーリス・コールによって着せられた濡れ衣を晴らし、P4からの信頼を勝ち得たシエル。しかし未だ校長に近付く機会はなく、音信不通の生徒たちの調査は進まない。
そこでシエルは、寮対抗クリケット大会に浮足立つP4とその寮弟たちに、デリック・アーデンの話題を持ち出す。するとP4の表情が一変し――。

スタッフ

  • 脚本
    横手美智子
  • 絵コンテ
    大橋一輝
  • 演出
    江島泰男
  • 総作画監督
    清水裕輔、伊藤香織、清水祐実

05

その執事、入場

デリック・アーデンたちを寮から引きずり出すため、紫黒の狼(ヴァイオレット・ウルフ)寮に火を放ったシエルとセバスチャン。しかしデリックは現れなかった。
八方ふさがりのシエルだったが、有力な情報を耳にする。ウェストン校伝統のクリケット大会には多忙な校長が現れる。そして、最も『紳士的なプレイ』をした生徒は、校長主催の『真夜中のお茶会』に招待されるというのだ。

スタッフ

  • 脚本
    早川スミカ
  • 絵コンテ
    伊福覚志
  • 演出
    伊福覚志
  • 総作画監督
    猪口美緒、清水祐実

06

その執事、策動

クリケット大会の選手に選ばれたシエル。しかし、彼の所属する紺碧の梟(サファイア・オウル)寮は万年最下位の成績。そんな弱小寮が過去1度だけ優勝したことがあった。
『碧の奇跡』と呼ばれる快挙の立役者が父・ヴィンセントであることを知ったシエルだが、奇跡ではなく力尽くで勝利をもぎ取ることを決意するのだった。そして大会は当日を迎える。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    児玉亮
  • 演出
    小野勝吾
  • 総作画監督
    清水裕輔、清水祐実

07

その執事、決勝

決勝戦まで勝ち進んだシエルたち紺碧の梟(サファイア・オウル)寮。一方、とうとう姿を現した校長を追うセバスチャン。
選手たちの才能が惜しみなく発揮され、翡翠の獅子(グリーン・ライオン)寮の「力」と紺碧の梟(サファイア・オウル)寮の「策」が拮抗し試合が白熱するなか、セバスチャンは校長を捕まえることができずにいた。

スタッフ

  • 脚本
    横手美智子
  • 絵コンテ
    児玉亮
  • 演出
    児玉亮
  • 総作画監督
    清水裕輔、清水祐実

08

その執事、施錠

熱戦を制し 、クリケット大会優勝をとげた紺碧の梟(サファイア・オウル)寮。後夜祭のメインイベントであるボートパレードで、シエルはヴィクトリア女王に真実を献上することを改めて誓う。
その夜、シエルのもとに『真夜中のお茶会』の招待が届く。

スタッフ

  • 脚本
    守護このみ
  • 絵コンテ
    川村 一
  • 演出
    柴田彰久、唐澤涼太
  • 総作画監督
    猪口美緒

09

その執事、朗笑

クリケット大会での活躍が功を奏し、ウェストン校の絶対君主――校長主催のお茶会に招待されたシエル。
デリック・アーデンたちの失踪について校長とP4を問い詰めるシエルだったが、そこに微笑を浮かべたデリックが現れる。その姿を前にしたP4から、驚愕の真実が明かされる。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    江島泰男
  • 演出
    江島泰男
  • 総作画監督
    清水祐実、清水裕輔

10

その執事、賛同

生徒失踪の真相。それはP4によるデリック・アーデンら5名の殺害、そして秘密結社・暁(ルビ:アウローラ)学会による死者蘇生だった。
さらに校長に扮していた人物の正体が、かつてファントムハイヴ家の協力者だった葬儀屋(ルビ:アンダーテイカー)であることが明らかになる。彼の目的は『動く死体 』の進化だという。

スタッフ

  • 脚本
    早川スミカ
  • 絵コンテ
    佐々木忍
  • 演出
    佐々木忍
  • 総作画監督
    髙田 晃、清水祐実

11

その執事、滑走

女王の番犬としての任務を果たし、ファントムハイヴ邸での日常に戻ったシエル。
ファントム社の新商品視察のためセバスチャンたちとともに訪れたロンドンで、シエルは使用人たちの装身具を新調する。その後ファントム社の店舗に着いた一行は、通りで事故に遭遇。セバスチャンは意外な人物と再会する。

スタッフ

  • 脚本
    吉野弘幸
  • 絵コンテ
    岡田堅二郎
  • 演出
    岡田堅二郎、伊福覚志、小野勝吾
  • 総作画監督
    清水祐実