5.1ch(チャンネル)は、ドルビーデジタル5.1chとか5.1chサラウンドスピーカーといった形で
よく使われます。
ドルビーデジタルは、良い音を再生する技術。 サラウンドは「取り囲む」といった意味で、サラウンドスピーカーは複数のスピーカーを使って自分の周囲を取り囲むように音を再生できるシステムのことです。
では、5.1chとは具体的には、どんなものなのか?
まず、前に2つのスピーカーを置いて左右別々の音を出す仕組みがステレオです。
前後に2つずつ、計4つのスピーカーを置いたものは4ch(フォーチャンネル)といいます。
5.1chの場合は、4chに加えて前方中央にもスピーカーを置きます。このスピーカーは
たとえば映像を見るとき、主に役者の声を出してセリフを聞き取りやすくしたりします。
これで、5ch。
5.1chの場合は、これに重低音を足すためのウーファーというスピーカーが加わります。
結果、スピーカーの数は6個ですが、重低音のウーファーではすべての音域を カバーするわけではないので、
0.1と数えて計5.1chとされています。
最近は大型テレビと5.1ch対応のオーディオ機器を組み合わせて、ホームシアターにする 方も増えているようです。
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