I'll/CKBC #1
十字路、いつかの景色 Standing Cross Road
天才的なバスケの才能を持ちながら、あえて無名の
国府津高校でバスケをする事を決めた柊仁成。
ある日、柊は国体バスケチームから引き抜きの誘いを受けるが、あっさり断る。
国府津には、バスケエリートの父や兄の束縛から離れ、自分のバスケを取り戻すきっかけとなった男、立花茜がいた。
ーが、最近、立花は練習に身が入らない様子。
「立花。俺と『上』に行く気はあるのか!?」
柊の問いに立花は答えない。立花にとってバスケは単なる
自分探しの手段に過ぎないのか…。
失望した柊は、一人、国体チームの合宿所に向かった。
I'll/CKBC #2
少年達が空を見上げた日 Primitive Rude Flowers
「柊!最後に勝負しろっ!負けたら俺はバスケをやめる」『上』を目指す為、国府津を去ろうとする柊に、
立花は勝負を挑んだ。それは柊の『問い』に対する立花の『答え』だった。
国府津にとっても、立花にとっても
柊はかけがえのない存在。それを伝える手段は、バスケの
ぶつかりあいでしかなかった。
峰藤京子のはからいで、国体チームと試合をする事になる
国府津チーム。柊をかけた戦い。菫や峰藤達が見守る中、
柊を!そして、自分達の居場所を!取り戻す為、
立花やメンバー達の熱く長い戦いが始まる。