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●Blood+講座 第1回 「BLOOD THE LAST VAMPIRE」

Q:「BLOOD+」の元となった作品「BLOOD THE LAST VAMPIRE」ってどんな作品ですか?

A:
「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は、2000年に製作・劇場公開されたアニメーション作品です。 当時先駆的だったフルデジタルの最新技術に加え、絵コンテ・監督に北久保弘之さん、企画協力に押井守さん、そしてキャラクターデザインは寺田克也さんと、日本を代表するトップクリエイターたちが集結。 先端技術と才能が融合した、誰も達したことがなかったそのハイクオリティな映像世界は国内外の各界に話題をよびました。
主役の「小夜(さや)」役には、ハリウッドでも活躍する女優 工藤夕貴さんが挑戦。
また「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を見たクエンティン・タランティーノがこの作品に感銘を受け、氏の監督作品「KILL BILL」に大きな影響を及ぼした・・・・・・という有名なエピソードもあります。 他にもジェームズ・キャメロンや「マトリックス」監督のウォシャウスキー兄弟など、ハリウッド・メジャーからも高い評価を受けた作品となりました。

【主な受賞】
・第4回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 大賞(第1回受賞は「もののけ姫」)
・高崎映画祭<特別賞>受賞
・毎日映画コンクール<大藤信郎賞>受賞
・WAC2001(@HOLLYWOOD)「Best Theatrical Feature Film / First Place」受賞

物語の舞台は、1966年のベトナム戦争最中の米空軍・横田基地。
基地周辺で相次ぐ不審な自殺の陰に「翼手(よくしゅ)」の存在を察知した「組織」は、基地内のアメリカンスクールにひとりの少女を送りこんだ。

彼女の名は「小夜」。
小夜は日本刀を手に翼手たちに闘いを挑んでいくが・・・。

ハロウィンパーティーの夜に繰り広げられるノンストップ・アクションモダンホラー。ベトナム戦争直前の日本、米空軍・横田基地を舞台に、歴史の陰で続く怪物と人間の死闘を描いた作品です。

「BLOOD+」のTVシリーズには、「小夜」のほかにも「デヴィッド」「ルイス」といった名前の同じキャラクターたちが登場しますが、その設定、性格、ビジュアルが大きく異なっています。つまりTVシリーズでは、劇場版での基本コンセプトを残しながら、新たな展開をみせていくことになります。

まだ見ていない人は劇場版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」もDVDなどで是非一度お楽しみ下さい。

劇場版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」HPはこちら

 



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